魔術王国ラフェルタ(la ferta)
魔術オタクたちの国です。結構皆マイペースです。
地名
ラフェルタ:首都。魔族の都です。国の名前と同じです。
セリンの森:ラフェルタの北東、徒歩三日。希少な薬草が沢山採取できる森。組織名
○紫の理の会:魔術師の派閥です。お金儲け以外はあまり細かいことを言わないので緩々なメンバーが集まってます。
○十二真理の盟友:魔術師の派閥です。ガチガチの研究肌のメンバーが集まっています。
○種子掬う掌:薬師と医師の組合です。紫の理の会の傘下です。誰もが正式名称を忘れています。
フェムレーセーズ(femn=leaserz)
人間の隠れ里みたいなところです。主人公の出身地です。ラフェルタから南東に魔術式鉄道列車で一日。
地名
フェム地方:山奥です。主人公の実家があります。一応霊山という扱いで、人が住んでると思われていません。
レーセーズの街:とんでもない田舎です。一応、駅はあります。
レーセーズ川:レーセーズ湖に流れ込む川です。特にコレといった特徴はありません。
レーセーズ湖:フツーの湖です。美味しい魚が釣れます。主の伝説があります。
技術国エランドルタ(elandaltar)
機械オタクたちの国です。いろいろ激しいです。
地名
ユドリス:エランドルタの首都です。人間の都です。建国者の名前がユドリスさんでした。名前適当につけたらしいです。
おまけ:魔族と人間
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そもそも、魔族は人間から発生した、魔力に馴染みやすい突然変異的種族だということを前提に。
この突然変異の原因が、過去起こった【夜の精霊の呼び声】と呼ばれる現象で、そうして生まれた魔族のことを【夜の精霊の愛し子】呼ばれるのです。
【夜の精霊の呼び声】に巻き込まれる以外の方法で、人間から魔族が発生した記録はありません。
種の根源を同じくするだけあって、見た目も構造もほぼ共通した両種族ですが、種族間を超えた友情や親愛の情を抱くことはあっても、恋愛感情はほぼ発生しません。
親愛の情は抱いたとしても、種の存続には適さない相手だと本能で悟っているわけです。
数少ない、人間と魔族の間に生まれた子は、全て人間です。
魔族は膨大な魔力のおかげで身体能力に優れた種族です。本能的に魔術を好み、魔術をバリバリ研究することが多いです。というよりも、魔術以外のことに対するモチベーションが極端に低いです。
人間は、魔族のような身体的な強さはありませんが、精神的に強靭なご機嫌でアッパーな種族です。技術開発が大好きで、いろんなものを研究開発して悦にいってます。
魔族は、魔術をのぞく色々なことに根気が足りませんし、能力は武闘派なのに争いごとが苦手な人が多いです。要するに闘争本能が欠けています。人間はアクティブでいろいろなことをやりたがり、ついでに言えば喧嘩っぱやいですが、身体的には強くないので出来ないことも多いです。そんなお互い足りない部分を補い合って支えあって暮らしています。
ラフェルタとエランドルタ、どちらの国でも両種族が共存して生活してます。
他の大陸ではそうではないという噂も聞きますが、この大陸はものすごく平和です。
ちなみに、治癒や治療の魔術というものはありませんので、両種族ともに医術・薬学は盛んです。
魔術以外に根気が無い特性のせいもあり、今のところそれらの技術は魔族より人間の方が進んでいるようです。